2016年10月３日 NHKBS
『ボビー・フィッシャーを探して』
監督、スティーブン・ザイリアン。
此の方、脚本家として『ハンニバル』や『ミッション・イン・ポッシブル』、『エクソダス』『ザ・インタープリター』などの有名作品があることに驚き！
まだ幼いかわいい子供が、チェスの才能を見出だされ、
楽しむことから、勝つことへの勝負欲を要求され、
戸惑いと葛藤から抜け出して、再び楽しみながら勝つまでを、
両親、コーチ、公園のチェスの先輩、ライバルとの
関わりとともに描いた作品。
ボビー・フィッシャーというチェスの世界チャンピオンをこの映画で初めて知った。
日本に滞在して、日本の女子チェスチャンピオンと一緒に暮らしていたんですね。
一時はアメリカ国籍を剥奪されて無国籍のまま、日本で勾留状態。
その後は、アイスランドの国籍を取得、そして64才でお亡くなりになったとのこと。
試合に来なかったり、過激な発言が目立ったとか。
しかし、チェスは強かった。
その強く独特なプレー振りを、この映画の主人公の
少年に重ねて、皆が応援をする。
しかし、子供ゆえ、野球も好き、遊びたい！なのよね。
そんな気持ち、母親は分かってる。
同様のライバルが現れ、一時期動揺するけれど、
それを乗り越えてからはまた強くなった。
なかなか見応えがありました。
