いち麦

真昼の決闘のいち麦のレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.0
西部劇だが正義を貫こうとする者が次第に孤立していく皮肉な話としては十分現代にも通じる。掌を返すように元保安官ウィルを突き放す者どもの言葉と表情が陰険で反吐が出そう。グレイス・ケリー演じる新婦にさえ首を傾げたくなった。孤独感の後ろで飄々とした劇伴。決闘前まででも十分。

(午前十時の映画祭11@ホームシアター)
∵旧作1500円はチと高いぜ。
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