ふぇりな

死霊のはらわたのふぇりなのレビュー・感想・評価

死霊のはらわた(1981年製作の映画)
4.1
あのサム・ライミ監督の原点。
孤立した山荘、車、若者たち、古びた小屋、地下、怪しげな本…まさにホラー映画のお約束、何も起きないはずがなく…。B級感マシマシな始まりでどうかなと思いましたが、めちゃくちゃ面白かった~!!今まで観てきたホラー映画の中でもかなり好きかもしれません。評価からすると少数派みたいですが(笑)、ずっとたのしかったです!!

倒し方が割と冒頭で明らかになっているのに、明らかに人間じゃなくなってる仲間をなかなか殺さなくてなんで!?早く殺れよ!!となりましたが、まあ確かに大好きな友達とか恋人なら躊躇いますよね…。ホラー映画の中の人間の死に鈍感なので、ちょっとイラついちゃってごめんね…と反省しました。
演出も大味ですがいいと思いますし、何よりクリーチャー(死霊?悪霊?)のデザインが気持ち悪くて最高でした。あそこまで突きぬけてると逆にテンション上がります!!まだ予算もなかっただろうにしっかり作り込まれていて、こだわりが感じられました。血飛沫も多くてバリエーション豊富で(?)更にいいです!

これもホラー映画あるあるなのか1人になってからが長くてすこーしだけテンポ悪くなった気がしたのだけが惜しかったですが、本当に面白いTHE ホラー映画だなと思いました。どうやら2.3にも続いていて、しかも監督も同じみたいなので(何気にすごいと思います)ぜひ観てみたいです!

最後に一言。サム・ライミ監督性癖こじらせすぎ。
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