船頭東野英治郎が釣り人松村達雄&谷啓に語る昔話風の物語
日永村は変わり者の多い村で、その中でも一際変わり者(というかやっかいもの)なのが村はずれにあるハナ肇の家である
耳の遠い年老いた母、頭の弱い弟を抱え貧しい暮らし
そんな環境を馬鹿にされたハナ肇はブチ切れ大暴れ、警察のごやっかいに
その間に土地を騙し取られちゃったもんだからハナ肇の怒りは頂点に、、、
ストーリーの出来、面白さという点ではそんなに大したことないと思うけど
やっぱり戦車を乗り回し、次々と民家を破壊しまくるインパクト!これが凄い映画
のどかな村の中で戦車が走り回る場違い感、ハチャメチャさ、その破壊力と爽快感が素晴らしい
冷静に考えるとそんなバカな?って思っちゃうけど、あくまでコメディ
そして昔話風、伝聞風にもされているので許せちゃうかなと
リアリティ出しちゃうと陰湿にもなりそうなお話をカラッと仕上げてる点も好き
主演のハナ肇はもちろん良かったけど、村人の皆さんがとても良い
でもヒロインの岩下志麻はなんか浮いてるかなー、あの「鳥になっちゃったの」って台詞からしてお嬢様って感じ
とにかくタイトルに偽りなく戦車(タンク)のインパクトが印象に残る映画
日本三大戦車映画に入るでしょ!他の2つは、、、なんだろ「戦国自衛隊」とか「ぼくらの七日間戦争」あたり?