どうやら20年ぐらい前の映画。スカーレット・ヨハンソンは20年前から､あのセクシーな声だったのね、と思いつつ、ソーラ・バーチに圧倒された2時間。
とにかくイーニドはずーっとイライラしている。楽しげにしていても､彼女の言動や行動はいろんな意味で痛かった。周りの人や環境がどんどん慣らされて標準化していく事をバカにしながら､でもその中で確固たる自分をキープする事もできないジレンマ。これは物理的にも精神的にも彼女の居場所探しのストーリーなのだと思いました。
そこに行けば会える人やモノがある人生は本当に贅沢。”大事にしないとなぁ”と再確認しました。
イーニドは､来るはずがなかったバスに乗り､どこに行くのだろうか、そして彼女はそこで自分の居場所を見つけられたのだろうか、20年後のイーニドに聞いてみたい、と思いました。
