らんらん

あした来る人のらんらんのレビュー・感想・評価

あした来る人(1955年製作の映画)
3.0
月丘夢路、三橋達也、山村聰、新珠三千代、三國連太郎ら豪華キャストによる群像劇、モノクロ映画

【あらすじ】
結婚6年目の月丘&三橋夫婦は微妙な関係
愛情が薄い上に安月給、おまけに山登りに夢中な夫に月丘夢路は不満タラタラ

何とか誤魔化しながら夫婦生活を続けて来たんだけど、三橋達也に女(新珠三千代)がいるのが発覚
どうやら本気のようで、もう関係修復は不可能と夫婦は別れることを決める

その他
山村聰(月丘夢路の父)はデザイナーの新珠三千代と交際しているが、肉体的な関係はなく観賞用みたいな愛情なので新珠三千代は悶々としていて、、、

三國連太郎はカジカ(魚)の研究をしていて、そのための資金集めの途中で月丘夢路(&山村聰)と知り合う、、、

って感じで複雑な関係が展開される(特に新珠三千代と山村聰、三橋達也)

【感想】
なんかふわふわした終わりかたがちょっと不満
これ見てどう思えばいいのか感想に困るやつ

倦怠期夫婦を見てあるあると思えばいいのか
ラストの山村聰の台詞の如く「わしらの時代とは違うなーまあなるようになるでしょ」みたいな感想でいいのか
どっちにしても生活していくのに困らない人たちのお話だから現実味がない

ということでほとんどの登場人物に共感出来なかった映画
結局なんだったの?何を見せられていたの?って思っちゃいます
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