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クレーヴの奥方のatsukiのレビュー・感想・評価

クレーヴの奥方(1999年製作の映画)
5.0
はじめの切り返しで視線が交錯していた。同じ空間にいるという根拠もない、虚構でしかないのに、何かに惹かれるようにふりむくことで、男女が見つめ合うだけで恋愛の劇がはじまる。つまり、視線の劇。しだいに視線の交錯はサスペンスに変わり、認識できないような距離から手紙が届く。
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