クレーヴの奥方の作品情報・感想・評価

『クレーヴの奥方』に投稿された感想・評価

オリヴェイラ映画って人間も彫刻も同じなんだなと思った。音楽LIVEというものを扱いながら、遠景にしてしまうので感じた
4.0

Manoel de Oliveiraz(1908-2015)
Schubert
《3 Klavierstück No.3 C-Dur D 946/3》
performed by Maria João…

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底意地が悪いにもほどがある。
これで笑えるほどの趣味の悪さは持ち合わせていない。
odyss
2.5

【女優に難あり】

フランスはラファイエット夫人の古典的名作を、ポルトガルのオリヴェイラ監督が時代を現代に直して映画化したもの。 

話の進行は文字での説明にまかせ、画面は絵のような静謐さに満ちた独…

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4.0

キアラの顔が好きすぎていつまでも見てられる。マストロヤンニとドヌーヴの面影をはっきりと残している。シルヴェイラの修道女姿似合ってた。
『アブラハム渓谷』同様のアナクロ演出で送る翻案もの。衣装と内装が…

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視線!交錯する視線で物語るが、アブルニョーザだけがサングラスをかけている。
古典劇の中でド級美女の箱入り娘がポルトガル版ミクスチャーロックバンドに惚れてしまう異色さもライブシーンも全てオリヴェイラの…

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mira
5.0

まるで当然かのように人が死んでいく。みんな同じ歌を聴いているのにも関わらず、まるでカトリーヌだけが彼を見てニコッと笑っているように見える視線、そして、彼女を見る外側からの視線(画面外へのカトリーヌへ…

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17世紀フランス文学を現代に置き換えたオリヴェイラ作品。正攻法な語り口で、実験的な手法はほとんど見られない娯楽作の仕上がり。カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。
美しいなぁ
横恋慕の逆みたいな感じだったというのもあってアブルニョーザにまっったく感情移入できなかった。


シューベルト:3つのピアノ曲 D946 第1曲 変ホ短調 第1楽章

オリヴェイラの「顔」への執着、死んでいく人々、足を引きずる人、扉とガラスの魔力、彼方からの手紙。葬送の物語。視線の力学が作動した時から結末は決まっている。
終盤、フレームの外へ退場していく人物たちに…

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