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ノー・マンズ・ランドのKSatのネタバレレビュー・内容・結末

ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ボスニア紛争真っ只中、中間地点の塹壕を舞台にした爆笑必至のコメディ。

一触即発のまま、互いにどうすることも出来ぬまま満身創痍となった2人のボスニア兵と1人のセルビア兵、そして彼らを救出しようとする国連軍のフランス兵たちと、彼らを撮りたいイギリスのジャーナリスト。

コントみたいなワンシチュエーションの中に、戦争の真理をこれでもかと詰め込んだような寓話が展開される。

そう、結局毎回、どこかの国の民族が対立し揉める度、そこに首を突っ込んで掻き回すのは誰かって話。「ビフォア・ザ・レイン」で印象的だったカトリン・カートリッジが、まさかこんな役で出てくるなんて、、、

散々爆笑した分、ラストにはとんでもないしっぺ返しが待ち受けているが、戦争の痛みはこんなものではないのだ。
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