たろさ

オースティン・パワーズのたろさのレビュー・感想・評価

オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)
4.0
ずっと007のパロディ。細かいところまでよくパロっているなぁと感心するレベル。Dr.イーブルがまんまスペクターだし(服装はDr.ノオ)、スペクターの女幹部、オッドジョブ等見たことのあるキャラクターが出てくる。主人公とボンドガールが捕まってしまい、敵のボスが二人の為にわざわざ衣装を用意してあげたり、007恒例の映画のタイトルを登場人物に言わせる(今作は「International man of Mystery」)、007恒例の変な名前の女キャラクター(今作ではアロッタファジャイナ"a lot of vagina"のもじり)、その女との風呂シーンで「日本では女は常に男の後ろを歩く」というセリフが出てくるが、「007は二度死ぬ」で出たセリフと全く同じ。秘密基地の様相や音楽もよく似せてきている。ショーン・コネリー時代のジェームズ・ボンド映画好きにはたまらん。

何気にキャリー・フィッシャーがグループセラピーセッションのセラピスト役で、ウィル・フェレルがムスタファー役で出演。
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