テオ・アンゲロプロス監督でしたか・・・どおりで、ここにも“旅芸人”の“記録”がありました
わからなくって結構です
姉と幼い弟、夜のホームにたたずみ何を想う?
この出だしから、何か胸に詰まるものを感じさせます
ギリシャから父の住む(という)ドイツへ・・・二人の“無謀”な旅が始まります
国外(ドイツ)の何たるかも知らぬ姉弟、そしてそれ以前に母国ギリシャの中でさえも彷徨います
思いました
“ギリシャ”、“彷徨”・・・ははぁ~ん、これは姉弟に限ったことではないな?と
途中出くわす旅芸人一座しかり、それに同行するバイク青年しかり・・・誰もが混迷する母国に翻弄されているのだと
【追伸】
これはタイトルにもあるし、書いてしまってもいいでしょう
ラストの“霧”
かつて、これほどのシーンを目にしたことはございません