子供がある目的の為長距離旅をする映画というのは「あの子を探して」や「セントラル・ステーション」が思い浮かぶが、本作はそれらの対極に位置するような作品だった。
とにかく辛い現実が描かれており、お決まり…
71点(100点満点中)
〈脚本〉31/45点
思ったよりだいぶエグい話だった
〈演出・撮影〉21/25点
印象的なシーンが多かった。時が止まったかのように雪を見上げる人々の中を走る2人のシーン…
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『ベルリン・天使の詩』みたいな雰囲気だったからドイツ映画かと思ってたけど違った。雪に浮ついて空ばっか眺める大人の中を駆け抜けて、パーティ気分で周りの見えなくなった大人たちの後ろで死にかけの馬に涙する…
>>続きを読むテオ・アンゲロプロス作品初見である。ギリシャ語のクレジットを初めて見た。もの珍しい字体でアンゲロプロスの名前がどこにあるのか見つけられなかったw
アンゲロプロス作品といえば尺が長いとか難しいというこ…
アンゲロプロス監督の
難しそうな作品に
ようやく手をつけてみました
とっつきにくさは
全く無かったけど
もっと深く考察し
監督のメッセージを
感じ取りたい
その感性が欲しい
ほぼ、ひきの映像
薄…
このレビューはネタバレを含みます
常に曇天で地面は濡れている暗く冷たいギリシャだった。ギリシャが舞台とだけで何も知らずに鑑賞してしまった。とてつもないくらい素晴らしい映画!!
絵が本当に凄い、完成されているのを前提として場面ごとに…
このレビューはネタバレを含みます
「もしも私が叫んだとて、天使たちの誰が聞くだろう」
人生ベスト級。ギリシアの名匠テオ・アンゲロプロスの代表作。ストーリー、音楽はもちろんのこと、ショットが非常に完成されている。しかも単に美しいだけ…