おなべ

007/カジノ・ロワイヤルのおなべのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
3.8
『007』新シリーズ《ダニエル・クレイグ》主演、記念すべき第1作目『カジノロワイヤル』。英国諜報部MI6に所属するスパイ〔ジェームズ・ボンド〕が007に昇格してから物語は始まります。序盤からアクセル全開で繰り広げられるアクションシーンがそのスピードを緩める事なく終盤まで展開、二転三転する物語に加え緊張感のある重厚な心理戦が加わり、スリリングな要素が多分に詰め込まれております。これ、スパイアクションというジャンルに分類されがちですが純愛アクション映画ですよ。個人的にはこのシリーズの中で今作が1番だと言っても過言では無いかと…。

無駄を一切捨象したスタイリッシュでクールな〔ジェームズボンド〕の格好良さよ。人間離れした技の数々、女心を擽る魅力的な男の魅力、澄んだ青い瞳、鍛え抜かれた肉体…魅力がいっぱいですね。

ボンドガール役の《エヴァ・グリーン》の美しさときたら筆舌に尽くしがたい…。強気な性格かと思いきや女性的な弱さを見せつつ、どこか謎めいている感じが物語と相まってより楽しみながら観ることができました。切なく愛おしい本物の愛を見せてくれて有難う…。

お気に入りシーンは《マッツ・ミケルセン》扮するル・シッフルとのポーカー対決!
おなべ

おなべ