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祈るひとの3104のレビュー・感想・評価

祈るひと(1959年製作の映画)
3.4
女性の結婚、仕事、生き方とは?と、(当時の流行りだったのかもしれないがそういう意味でも)ありがちといえばありがちなテーマにほんのわずか“ひと捻り”の展開を加味。その捻りが、ただでさえウェット気味な物語にさらに湿り気を加えている。

100分足らずで直線的な展開の中に、回想シーンがいくつも挟まれる(回想内でさらに回想が入ることも・・インセプションかよ)ので、一瞬いまいつだ?そして“現在”はいつだ?と戸惑うこともあり。

役柄的に笑顔が少ないいづみ嬢。回想シーンの三つ編みにセーラー服姿が素敵。しかし一部ドロドロ要素ありのこの話、彼女が主演だからこそ下品や陰湿にならずに済んだのかも。
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