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死の十字路の3104のレビュー・感想・評価

死の十字路(1956年製作の映画)
3.5
「奇跡の女優 芦川いづみ映画祭」で観賞。

乱歩の原作は未読。乱歩原作だが他者も関わっているらしく、なるほど平素の乱歩ほどおどろおどろしくないのはそのせいなのかも。

ノワールでどこか新東宝タッチの序盤/前半が特に良好。
○○○○の“死体顔”や、△△△△の後部座席での“死にゆく人”の所作は(真面目にやっているからこそ)ホラーとコメディの狭間をゆく。
新珠さんは今作も不憫な役回り。安部徹の敏腕刑事役が意外にハマっているぞ。そして俺的主役のいづみ嬢はベレー帽姿がとてもキュートでした。
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