最初からずっとお金の話!!
生々しい家族の物語は、小津の『東京物語』の比ではありません。
あちらから品の良さを差っ引いて、現実をコミカルにもシニカルにも映し出す。
昭和のオールスターが総動員されており、登場人物は多いし、どのキャラも立ってて大変見応えがありました。
ショートケーキはやたらと大きいし、男たちはどこか威張ってたり、小心者のくせに見栄ばっかりの時代。
タイトルと内容の秀逸さにびっくり。
ジャケはモノクロだけどカラー作品。
配役の一番目には原節子と高峰秀子。
そうなのよね〜
なんと言ってもやっぱりこの二人です。