ヒッチハイクの道端で知り合った性格が真逆の2人の男。マックス(ジーン・ハックマン)は6年の懲役を終えて刑務所から出てきたばかりの喧嘩早い男。ライオン(アル・パチーノ)は5年の船員生活を終え置き去りにした家族に会いに行こうとしている何でも笑いにしてしまおうする男。正反対の2人がお互いの欠点を補い合いながら旅をし友情を深めていくロードムービー。
まず、アル・パチーノがカッコいいわ可愛いわでものすごく魅力的。
若い時はこんな感じだったのかと驚いた。
出会いのシーンが好き。
マックスがライオンをビジネスパートナーにしようとしたきっかけも良き。
対照的な性格の二人でマックスの喧嘩っ早さにハラハラさせられたけれど、そうやって感情を常に表に出してるマックスよりも、常にいろんなことに気を使っていたライオンの方が最後は大変なことに。
あの電話ボックスのシーンは切なすぎた。
あの時にライオンが感情を出せてたら結果は違ったのかな。
最後のマックスの決断に二人の旅での絆を感じて感動。
短い期間でもお互いのことをよく分かっていてかけがえのない存在になっていた。
音楽も服装も好みだったし、名優二人をたっぷり楽しませてもらった作品だった。