マッサージ屋2号店

私は貝になりたいのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

私は貝になりたい(1959年製作の映画)
4.0
橋本忍監督&脚本作品。
第二次世界大戦中に米国捕虜兵を処刑した罪で戦後に捕まった男の物語。

中居正広主演のリメイク作品を再鑑賞した流れで1958年のテレビドラマ版も初鑑賞し、今作も初鑑賞した次第。
今作公開の前年にテレビドラマで放送し、主演のフランキー堺以外はキャストを替えて製作されたものとのこと。

ストーリーの流れはテレビドラマ版とほぼ同じ。
戦後の米国主導の裁判はいかにいい加減だったかと思える。
敗戦国だから仕方ないのかもしれないが、こんな理不尽な裁判がまかり通っていたのはやるせない。

モノクロ映像ということもあり、作品の重さが非常に感じられました。