TAK44マグナム

震える舌のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

震える舌(1980年製作の映画)
3.5
これ、伝説のトラウマ映画ですが、ゴールデンタイムみたいな時間帯に平気でテレビでやっていたのを観た記憶が・・・

公園かどっかの砂場で遊んでいた娘が破傷風にかかるんですけど、よく知らない病気だったんで、この映画で描かれる症状にもうビックリで本当に怖くなってしまい、以後、砂とか土とか触ったら気になって気になって・・・
仕事の現場で錆びた釘を踏んでしまった時は、仕事なんてしてられるかとばかりに速攻で病院へ行って破傷風検査してもらいましたよ。
だって、音とか光に過敏になっちゃって、発作がはじまると身体をのけぞりすぎて背骨が折れることもあるっていうんだもの!
恐ろしい病気ですよね・・・うう

そんな病気にかかってしまった娘の看病で疲弊してゆく両親がまた可哀相。
自分にも感染したんじゃないかと疑ったり、精神的に追い詰められてゆくんですよ。
これは対岸の火事なんかじゃ全くなくって、明日にも我が身に起こり得る事態。こんなことないままに平穏無事な人生をおくりたいものですが・・・

難病映画なのに安易な感動路線には見向きもせず、オカルト映画のような作風で押し切ったカルト作。
というか、キャッチコピーからして「おいで、おいで・・・」などと狂ってるし、ポスターの図案もめちゃホラーですよ!


テレビ放送にて