さて、ジミー・ウォングは二作続けて監督。いずれもヒットし人気を博す。
ジミー作品に違和感を感じていただろう李小龍が、ジミー作品の二番煎じのような作品に出演という皮肉。常に彼はジミーが作った道を歩く運命。
心中忸怩たる思いだったはず。それが次作の監督というモチベーションになったのかもしれませんね。
ジミーカンフーを観たあとにこれ観ると、格好良さが一万倍に感じる。一挙手一投足がしびれるし、千手観音スローモーションや怪鳥音にヌンチャク初登場でテンションMAX!
ストーリーは英語版だとイマイチ乗れないですが、バトルが始まればそんなの関係ねぇ。
地味顔能面フェイスのジミーにくらべ顔の演技がクドイところも対照的な二人。
「片腕ドラゴン」で三節棍が出てきたからヌンチャク使うみたいに、ジミーへの対抗意識が実は強いように思いましたね。