エイリアン／ディレクターズ・カットの不死身のKOKIのレビュー・感想・評価

シリーズ原点であり、真骨頂。

閉鎖された宇宙船で、いつ、どこから姿を現すか分からぬエイリアンに、ひたすら翻弄され続ける恐怖が堪らない！！

エイリアン自体は劇中でさほど姿を見せず、基本的に7名の宇宙船乗組員を中心として、話が周るのだが、見えざる敵を前にして、ジリジリと追い詰められていく彼らの緊迫感のある演技や、そこにいないハズのエイリアンの不気味な存在感のおかげで、「いつ敵に襲われるか分からぬ」環境が出来上がっていたのが中々面白かった。傑作。