このレビューはネタバレを含みます
14歳の時に初めて見て、それから何度も見てるんだけどなぜかラストまで観れなかったけど今回は観れた。
中身ないようである映画で1番好き。無駄に豪華キャストすぎて無駄なカットも楽しく見れる。
2000年初期って正直ダサいイメージなんだけど、そのダサさを前面に出しすぎて逆にオシャレにすら見える奇跡。全ては市原隼人のおかげ。
主な内容は、主人公が在日韓国人で、自殺した姉の死体を韓国に連れていくロードムービー。メッセージ性はあるんだけど、そういつの全部どうでもよくなる。
主人公が、悪い人が好き。良い人のフリした人は嫌い。良い人は見たことないから分かりません!って言うシーンの前に、ミニスカボインのサトエリが車椅子の男性を階段で運ぼうとしてたところに、めちゃくちゃ男が助けに来るシーンを挟んでたの良い皮肉でよかった。
市原隼人が最高にかっこいい。全盛期。だっさいイヤフォンつけてカメラ持って街の中で悪い人いっぱい撮影したい。神キャラ。
中島美嘉めちゃくちゃ演技下手なんだけど、奇跡的にそのおかげで何考えてるかわからん女になってて、普段の演技棒読みすぎて嫌いだけどこの役は好き。
まずタイトルがかっこいいよね。