高瀬とうや

デビルの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

デビル(2010年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん、シャマランにしては一ひねり足りなかったかな?
例えば、悪魔は許したけど、刑事は妻子の仇討ちに男を殺すとかの方がしっくりきたかも。

最初から「悪魔の仕業」と言われていたのでどんなに不可解な出来事が起きても「悪魔のせいなら無罪だな」と思えるので、観ていてワクワク感が足りない。
あと「え、結局女の命を助けるんかい!」とか「男も見逃すんかい!!」となって、彼らを救出しようと頑張ってた作業員らが死んでいったのがかわいそうすぎて。

+0.5点はジェーン・コウスキーだと思われた老婆がミスリードで、ジェンコウスキーは最後に生き残った男だという叙述トリック的なものに対する評価。
他は特筆すべき点は無いかな?

【あらすじ】
飛び降り事故が発生し、刑事のボーデンは現場と思われる高層ビルへと足を踏み入れる。
時同じく、5人の男女がエレベーターに閉じ込められる。
不可解な出来事でどんどん死んでいく彼ら。
彼らには「前科」という共通点があり、エレベーターを監視していた信心深い警備員は「罪人を殺していく、これは悪魔の仕業だ」と言い張る。
その言葉を裏付けるように、彼らを救出しようと働く作業員らもどんどん死んでいく。
エレベーター内の男一人が生き残った時、死んだと思われていた老婆が突然起き上がり、男が5年前にとある母子を当て逃げしたと罪を告発する。
そしてその母子は刑事の妻子だった。
積みを悔い改め、死にかけだったエレベーター内の女の命を助けてくれと懇願する男。
男を殺すつもりだったが、悪魔は女の命を助け、男には害を加えないで去って行った。
男を連行する刑事。
彼は男の懺悔を認め、積みを許すのだった。
高瀬とうや

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