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タレンタイム〜優しい歌のsukekoooのレビュー・感想・評価

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)
5.0
各々宗教や言語の違いなど、断絶が幾度となく出てくるのに対して、マヘシュに言語聴覚障害があるという設定は斬新であり重要だと思う。「つらいことはみんなある」という台詞通り、各々不幸なことが降りかかるのだが、最後の発表会で母を失ったハフィズが極めていつも通りを装い歌うところ、しかし歌詞はいつもとは違う別れの曲であるところそこまで仲良くなかった同級生がなにかに気付いて二胡を演奏し始めるところなど、全てが折り重なって壮大なエンディングとなっていた。(涙がなかなか止まらないくらい泣きました)
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