ちょっと期待が大きすぎたのかイメージしていたラブストリーではなく何だかスローな流れの物で…写真集の様な映画でした。
画像や音楽は好みでキレイでした。が…な～んの変哲ももない普通の女の子の失恋した後の物語です。
印象的だったのはノラ・ジョーンズが失恋した後の猜疑心と嫉妬心にまみれた表情とラストのシーンのキュートな表情との差が著明で『おぬしやるな』みたいな感じです。当時はジュード・ロウはあまり生理的に好きな俳優さんじゃなかったんだけど彼女に対しての感情がとても自然で魅力的でした♡今は嫌いじゃないですけどね(^_^*)
失恋すると…人は宣言した方もされた方も色んな気持ちがある。どちらにしても大切な何かを無くすのは…辛い。でも…心の中の『何か』を無くしたり減らしたりする事で、人は周りの人の辛さや寂しさを理解できる様になるのだと物語は言ってる気がします。後悔を伴う事も含めて…
辛い時に人はその中に浸り、丸まってしまいますが…逃げ出してもいいから『動く』事で時間薬が効き出すんだと改めて思わせてくれる映画です。
個人的にはポスターなどで出ている逆向きのキスシーン♡ストーリーの流れを知ると、あのキスシーンはとても心に響く。とてもステキなキスシーンでした。ほんとあれはいい笑
まあ内容的にはけして『おもしろい☆』と万人におすすめするほどではないのかも。センチなよるにでも(๑˃̵ᴗ˂̵)大きな感動とかスカッとしたい方には…おすすめしませんが(^_^*)
2008.9 DVD鑑賞
