ヴァルーン

ラヂオの時間のヴァルーンのレビュー・感想・評価

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
3.7
主婦鈴木みやこが手掛けた脚本が初めてラジオドラマに採用されることに。 しかし、放送の土壇場で出演者やスタッフ達による要望で、脚本の至るところを変更する羽目に。 その変更が、放送中の大波乱を巻き起こすことになる。 って話!

「ラジオには無限の可能性がある」をあまりにもぶっ飛んで表した映画。 当たり前ですがこれをみてラジオにときめくことは無い…

初っ端で原型を失った脚本には流石に笑ってしまいますが、色んな人の謎のこだわりにイラッとくる。 割とニューヨーク(そもそも海外に変わったこともどうかと思うが)をマシンガンといえばという理由一つでシカゴに変えたことが一番戦犯だと思う。
無神経なみやこの旦那も空気が読めなさすぎていた。 まじでまともな人が半分くらいしかいねえ。

唐沢寿明が若い上に役柄もかっこよかった。

三谷幸喜の監督としての記念すべき一作目に位置する映画なんですけど、初期からぶれてないなあって思いますね。