らんらん

最後の審判のらんらんのレビュー・感想・評価

最後の審判(1965年製作の映画)
3.0
仲代達矢主演の不倫サスペンス

仲代達矢は人妻淡島千景と不倫していて、お互い一緒になりたいんだけど上手い事離婚できそうもない
そこで旦那(須賀不二男)を罠にかけて貶めようとするのだが、、、

この手の映画にはよくあるけど強引、都合が良い展開がやっぱり気になる、何で?って思うことが多い
何か仲代達矢ってもっと頭がキレるイメージだから、硝煙反応も知らないとかアラがありすぎて、ただのチンピラの役だったのかとガッカリ、クリーニングに出す手間かけるなら処分した方がいいと思うけど

整理すると
うだつの上がらない自分と違って、いとこの須賀不二男はエリートで美人の奥さんがいる
いつも見下した態度が我慢ならないけどお金かしてくれるから良い顔しないといけない
つまり
不倫も殺しもそんな妬みからって気がする
結局警察にバレて捕まったけど、須賀を苦しめることができて満足みたいな、そんな終わり

淡島千景とか吉村実子なんかの女の視点のドラマの方が面白そうとか思ったり

最後に出演者メモ
田中邦衛、浜田寅彦はビリヤードの客、特に見せ場もなく溶け込む
東野英治郎はワンシーンのみ
ヤクザ加藤武は口ぶりと格好だけ、普通に仲代に撃退される
パチンコ屋の店主で三島雅夫、絶妙なカタコト具合のリアリティ
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