プリンス

ときめきサイエンスのプリンスのレビュー・感想・評価

ときめきサイエンス(1985年製作の映画)
4.1
連日の報道で皆様お気づきの事と思いますが、貴乃花○方のギャングスタイルがこの現代に於いて、とにかくイカツイ訳であります。マトモな教育も受けずに歳だけを重ねてしまった事で、いつの間にか世間様と時空がズレてしまっている事の恐ろしさ。後ろ指は前向きに捉えます。プリンスです。
さて今回のレビュー。
なかなかの作品ですので、ネタバレ最小限に留めます。
ついに出ました。
「ときめき♡サイエンス」
オタクでモテない高校生、ゲイリー君とワイアット君。
ある日、古いフランケンシュタインの映画を観ていて二人は気づいた訳であります。俺たちにはパソコンがある!理想の女フランケンを作ろう!
85年の作品と侮るなかれ、このパソコン凄いですよ。
ありとあらゆる理想的なデータを取り込める訳です。
プレイメイト!
アインシュタイン!
デビッドリーロス!
あとはブラジャーを被って人形に電極を繋ぐだけ。
物事の原理は良く分かりませんが、もうもうと焚かれたスモークと共に柱の影から星明子、いや、セガール元嫁ケリー・ルブロック登場!!これがまたイカしたスケ番カーリーヘアにバカデカい口の絶世の美女な訳であります。当時、巷ではフィービー・ケイツ等を崇める風潮がありましたが、少年時代からズレ始めていた私は圧倒的にケリー派だった訳ですよ。
そして、このラブドール、いや、オリエント工業、いや、女フランケンのリサが説教がましく、奥様は魔女的な手法でもって少年2人を身も心も一端の男に成長させてくれるとゆう、今となっては全くどうでもいいストーリーであります。
そうは言ってもジョンヒューズ。ナウい演出でヤングの心、鷲掴みでありますよ。ありとあらゆる小ネタ満載で、すっかりいかがわしい大人になってしまった映画通プリンス氏もフムフム納得の出来栄え。
エイリアン・プレデター・ウィレムデフォーにとハリウッドのヤラレ名人、ビル・パクストン兄貴の演技力。バーノン兄貴のウェッズスタイルでのショットガン雄叫び。ロバートダウニーjrやら、他にもどっかで見た人多数!

80年代が恥ずかしい
テクノミュージックがダサい
そもそも話がつまらない

私はズレてるので全く気にしません。
ちょっぴり切ないエンディングと
私的な思い出加点で、勝手に点数底上げ致します。
すっかり汚れきったおじさん達に処方しておきましょう。
でわまた!
プリンス

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