ひろりこ

シービスケットのひろりこのレビュー・感想・評価

シービスケット(2003年製作の映画)
4.2
鑑賞記録&感想
【初視聴】※日本語吹替

《世界が泣いた勇気と感動の実話》🍀

傷ついた3人の男と1頭のサラブレッドの出逢い。
そこから奇跡が生まれ、やがてその足跡は《伝説》となった。

〜あらすじ〜
時は1930年代、舞台は世界恐慌にあえぐアメリカ。親に捨てられた青年騎手レッド(トビー・マグワイア)、時代から取り残された調教師のスミス(クリス・クーパー)、最愛の息子を亡くした大富豪ハワード(ジェフ・ブリッジス)、心に深い傷を負った3人の男たちは、1頭の足の曲がった小柄なサラブレッド《シービスケット》に導かれるようにして出逢い、家族同様の強い絆で結ばれ、生きる希望を見出してゆく。
逆境を跳ね返すかのごとく、連戦連勝の快進撃を重ねる《シービスケット》。子供や女性もが競馬場に駆けつけ、国民はラジオ中継に釘付け。やがて《シービスケット》は、“貧しき者たちのヒーロー″と目されるようになる。だがそんなおり、レッドは乗馬事故で再起不能の重傷を負い、《シービスケット》もまた、競走馬として致命的なケガに見舞われる。かくして彼らの奇跡にも似た再起への闘いが、今、幕を開けるのだった…。
原作は、無名作家だったローラ・ヒレンブランドによる、実話に基づいた長編処女小説。全米で450万部を突破し、驚異のベスト・セラーとなっている。

とてもとても素晴らしい作品でした☺️
新緑が眩しい広大な草原の澄んだ新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、毛並みの美しい馬の背中に乗って駆け出したい気分!💭

血統は悪くないが、幼い頃から馬体も同じ歳の他の馬と比べて一回り小さく、のんびり屋さんで優しすぎる性格から競走馬には向いていないと周りの人々から揶揄され諦められていた馬が、3人の男たちとの運命的な出逢いによって、奇蹟的な快進撃を遂げてゆく姿は実に感動的でした。リアリティ溢れる熱いレースシーン🏇💨に大興奮しましたし、鉄の勇気をたくさん貰いました。

キャスト面では大富豪(馬主)役のジェフ・ブリッジス、調教師役のクリス・クーパー、専属ジョッキー役のトビー・マグワイアの3人の演技が本当に素晴らしかった👏🏻
度重なる最悪なアクシデントに何度も絶望しかけるが、葛藤しながらも最後までシービスケットのことを信じ、けして見放さなかった愛情と固い絆に涙が溢れました🥹

まさに《シービスケット🐎》は当時の人々の希望の光そのものだったのですね。

🐴はその凛とした佇まいやとても慈愛に満ちた優しい目をしていてほんと美しくて可愛い。昔から大好きです😘

シービスケット、オグリキャップ、偉大なる名馬たちをけして忘れない。

おすすめです‼︎👍🏻
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