遠い昔､ﾍﾟﾙｼｬ帝国のｼｬﾗﾏﾝ王は、弟のﾆｻﾞﾑ、息子のﾀｽ王子、ｶﾞｰｼｳﾞ王子､ﾀﾞｽﾀﾝ王子と共に国を治めていた。
3人の王子はｼｬﾗﾏﾝ王不在の間に聖なる都ｱﾗﾑｰﾄを攻め落とす。
その戦いの最中にﾀﾞｽﾀﾝ王子は美しい短剣をひろう、、
この短剣をめぐる陰謀にﾀﾞｽﾀﾝ王子とｱﾗﾑｰﾄのﾀﾐｰﾅ王女が巻き込まれていくんだけど、一言で言えば面白かった～♪
ﾍﾟﾙｼｬの砂漠や建物は古代の秘宝が出てきても違和感ないくらい美しく神秘的だし、この壮大な景色をいかした終始ｱｸﾛﾊﾞﾃｨｯｸな戦いには圧倒される。
どんどんﾊﾟﾜｰｱｯﾌﾟするｱｸｼｮﾝは素手だけではなく、ﾅｲﾌ等の道具も駆使して魅せる。
建物の上を縦横無尽に駆け回るﾀﾞｽﾀﾝの様子に幼い頃の面影を感じ、何度もｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞのｴﾋﾟｿｰﾄﾞを思い出すことになる。
ｽﾄｰﾘｰはありがちなんだけど、次から次へと進むﾃﾝﾎﾟのよさについつい夢中でみてしまう。
途中に出会う盗賊達も別物にならずうまくｽﾄｰﾘｰに溶け込んでいる。
ｱﾗﾌﾞ感満載のｱｲﾃﾑも多くﾌｧﾝﾀｼﾞｰさにﾜｸﾜｸがおさえられない!
印象的なのは、短剣の効力を最大限に使うと起こりうる出来事が、現実でも形を変え起こりうるかもしれないということ。
人がもつ傲慢さや自分本位の行動は、結果として、この地球を滅ぼすことになるということにあらためて気付かされる。
ｱｸｼｮﾝ多めだけど、いろんな愛や信じる心などもえがかれ、何も考えずただただ楽しめるところはやっぱりﾃﾞｨｽﾞﾆｰ!
