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狂った一頁のnagaoKAshunPEiのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
3.0
精神病院の長い廊下を強烈な光と影のコントラストでとらえた印象的なカットにドイツ表現主義の影響を見ることができ、それに加えソビエトモンタージュやフランスアバンギャルドの詩的表現による物語の欠如など、当時のヨーロッパ諸国のアバンギャルド映画から受けた影響が数多く見られる。

精神が病んでしまった人間の妄想を描いているため、ストーリーはあってないようなもので、疲れているときに観ると確実に眠たくなると思う。どんな映画もコンディションを整えて観ることが大切である。
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