「エブエブ」とアカデミー賞前後に色々関係者の動画を見ていてこのミシェル・ヨーの初期作が気になって観てみました。
元々僕はそこまでジャッキー・チェン ファンではな彼の映画はほんの数作しか観ていなくて彼独特の軽いコメディー芸にそこまでハマらなくてあまり作品観てこなかったですが「エブエブ」後にミシェル・ヨーの初期のアクションを観てみたくなりました。
結論から言うとアクションはかなり凄かったです。今考えると本当にありえないスタントとかやってたな〜って思います。作品としてはストーリーはアクションを見せるためのお飾りという感じでそこをもうちょっときちんとやって欲しかったなとは思いました。映画の初頭である組織の麻薬密売を取り締まるために侵入捜査をするところからスタートしますが途中からはもう捜査ではなくとにかく滅亡することが使命みたいになっていてこんなローグ警察本当にいたらヤバいでしょって思いました。最後のアクションの後にこの捜査がどう収拾されたとか彼女との関係修復できたかとかあるかなと思いきやいきなりエンディングになって色んなスタントシーンのメイキング動画とか出てきて、そうだね〜すごいね〜とはなりましたが作品世界の余韻に浸る時間はゼロでした。
若きミシェル・ヨーのアクションを堪能するという目的は達成できたのでその点では満足でした。