カンパッチー

ボーン・アイデンティティーのカンパッチーのレビュー・感想・評価

3.9
シリーズ全てが大好きな作品ですが、一作目はかなり地味目な本作。しかし、記憶喪失でいながら体に染み付いた殺しのテクニックという記憶は失っても身体は正直だな…というシンプルながら厨二病をくすぐる設定はやはり大好きです。

同じスパイ物としても007やM:Iと一線を駕す設定、派手ではなくその辺にあるものを武器にするというのもかっこいいですよね。追跡の仕方もリアルですし、アクションも人間盾クッションも大好きです。

ジェイソン・ボーンは一体何者なんだという謎だけでグイグイと作品を引っ張り、終盤に答えを表してくれて、全ての謎を解決せずに続編に上手く誘導していく流れも良いですよね。ただジェイソン・ボーン以外が一作目はいかんせん地味ですね、バディのヒロインもラン・ローラ・ランのときは魅力的に見えたんですけどね、でもショートにしてからはめちゃ可愛かったです。また映画館で観たいなぁ、ジェイソンシリーズ。