おけい

今そこにある危機のおけいのレビュー・感想・評価

今そこにある危機(1994年製作の映画)
3.7
CIA分析官ジャクライアンシリーズ3作目。再鑑賞。2作目と同様、ライアン役にハリソンフォードが続投しています。

私的には前作『パトリオットゲーム』よりもハラハラドキドキ感が強く、敵も一筋縄ではいかず麻薬カルテル&アメリカ政府の陰謀と隠蔽の権力に逆らうライアンの危機感が好き。

小説の中の人物ですが、立場的に長い物に巻かれないジャックライアンの正義には感服。現実的には実際のところ、長い物に巻かれまくるんでしょうし…陰謀、隠蔽なんて日常茶飯事なんでしょうし、ジャックライアンのような人物が居たとしたら、すぐに消されるんでしょうね…

私の大好きな俳優の一人ウィレムデフォーが元海兵隊の凄腕CIA工作員の重要な役をやっています。兵を指揮できる怪しい謎の人物として登場し、未見の方なら敵か味方かどっちに転ぶかが見所の一つでしょう。

見捨てられた兵士達を自分達の命を顧みず救出に向かう2人がカッコいい!

ジャックライアンは元々エージェントではなく分析官であること、頭脳明晰で博士であることと、CIAを離れていた時期もあることから勇敢ではあるのですが、決してアクションはスマートではありません。ジェームズボンドのようにカッコいい〜!!とはならない所が逆にリアルなんです。役づくりだと思うのですが、ハリソンフォードの動きがちょっとモタモタしてる所も味がありますね☺️
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