真田ピロシキ

ザ・キング・オブ・ファイターズの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

1.0
ストリートファイター5を地道に練習しているのに全然ランクが上がらす、モチベーションを高めるために格ゲー映画を見ます。

KOFはそこですかお別れです神父様のやつまでしかやっていませんが凄まじい再現度。永遠の厨二病 八神さんはまともな大人になっていて永遠の留年高校生 草薙さんも親孝行のバイク修理工。20年以上酷い格好で酷いキャラクターをやり続けている不知火舞さんも真人間に。ゲームよりも立派だ。ルガールさんだけはゲーム以上にクソ。悪人でも秘書コンビを甚振るような種類ではなかったはずだが。ホッケーが趣味のB-BOYという斬新すぎる解釈は他ではポールWSアンダーソン監督くらいしか思い浮かばないでしょう。現実離れした必殺技やコスチュームは再現しなくてもいいけどさ、格闘アクションくらいは特徴を表現しようよ。名前を言ってくれないとマジで誰なのか分からんぞ。格ゲー実写はストリートファイターは勿論、鉄拳やDOAも偉いんです。これらの映画に文句を言ってた人は猛省してください。

話は多元宇宙がどーたらこーたらと科学オタク捜査官が言います。それに対するテリー・ボガード(アトミックブロンドとデッドプール2の監督!)の反応と同じように心底どうでもいい。アクションはカットが見切れている上に安いエフェクトがつけられてて全てがシンドイです。あの蛇はギャグ?想像以上にひっどい映画でこれにわざわざ400円も出した自分のアホさと言ったら。

さースト5をやるぞ。勝てなくても楽しい。クールなジュリ使いとしての修練を積むだけでかけがえのない時間を送れる。限られた時間の中で好きな事に打ち込むのだからこそ尊いのだと思えただけでも無駄ではなかった。