洋楽好きな生徒に「全然意味が分からなかったので観て教えて下さい」と言われ鑑賞。
とりあえずボウイの美しさは半端ないですねw あれはなるほど確かに坂本龍一もああなるよと。坂本龍一の危い感じも凄く良くて、過去のトラウマが共鳴しているのも構造としては面白い。ほぼ全てのキャラクターに対の要素が用意されていると言う意味では結構シンメトリックな映画。
過去のトラウマがドーンとあるなかで魂が救われていく様が美しく、特にラストシーンはビートたけしの言葉の強弱が実に様々なことを語っている秀逸な演出。
ただ、今見るとどうしても外国人俳優の日本語と軍人の言葉とかがどうしても聞き辛いし、ある程度戦争の歴史とか地理的なリテラシーがないと「なんかよくわかんね〜」って感じの部分もありそう。