misty

戦場のメリークリスマスのmistyのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦場のメリークリスマス
午前十時の映画祭にて鑑賞。ずーっと観たいと思ってて、TSUTAYAにもなぜか置いてなく、念願叶った鑑賞だった。デヴィッド・ボウイ、初登場の後ろ姿からしてこの世のものではないオーラがギンギンに出ている。そしていざ顔が映ってみればもうボウイ様ー!!みたいな完全ミーハー

オープニングのMerry Christmas mr. Lawrenceも素晴らしく、一気に心を乱暴に掴まれた。蒸し暑そうなジャワ島なのに、あの冷たさ、無機質さの権化みたいなシンセサイザーのメロディに頭がこんがらがってしまう。そうか、どんなに暑くても衛生関係悪くても、クリスマスなんだ…という不思議な感覚が。

花を差し出すボウイ、坂本教授の両頬にキスをするボウイ、まじで宇宙人感あった。この世のものじゃない存在感に圧倒され動揺して狂気に足突っ込んでくるヨノイ大尉、最後は完全に溺れてたね。静かに髪を切って遺髪として持ち帰るシーン、最高だった。最高の愛情表現だった。これで永遠に一緒だね。

でも一番狂気に足突っ込んでたのはビートたけしだったな…あの酔っ払ってた夜の気まぐれ釈放のシーンとか恐ろしさしかなかった そしてあのエンドでしょう、底知れない 闇が深い。

あと坂本教授のメイクが濃い 目とか完全にシャドウとライン入れてますよね。
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