1979年アカデミー作品賞の映画。ベトナム戦争で変わってしまった男達の姿を描いた映画。平和なシーン、戦争のシーン、戦争の後遺症に悩むシーンと3つの場面に分かれていて重層的になっている。
ベトナム戦争が残した傷跡を描くという点ではよかったけど、前置きの平和なシーンが長かった。ダラダラしてて集中力切れそうだった。その割には戦争のシーンはいきなり壮絶な場面になるから唐突感があった。もっとじわじわ迫る感じのが好きだったから、スイッチを切り替えるような演出が微妙だった。
戦争映画ならではの価値観がえぐられるような体験ができたのはよかった。あと、クリストファー・ウォーケンが凄かった。演技には見えない存在感で主役のロバート・デ・ニーロより印象深かったです。