アリカワ

ノッティングヒルの恋人のアリカワのネタバレレビュー・内容・結末

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

何度観たかわからない。次に来るセリフまでわかるのに、毎回同じ場所で必ず笑うちょろい自分がいる。

馬と猟犬のくだりとか。インタビューの質問内容が回を重ねるごとにレベルアップしてくのに、全く報われなくて笑ってしまう。バーニーが役者について散々語った後にアナに気付いて焦るシーンとか。最後も毎回全力で応援してしまう。結果はもうわかってるのに。

もうほんと、憧れが詰まってる。夜の庭にこっそり忍び込んで、私も不意にキスされたいし、タッカーみたいなあんな優しい目で見つめられて、恋に落ちてしまいたい。というかタッカーみたいな人になりたい。

他人を決して否定しないところ、フルーテリアンにすら理解を示そうとするところとか。相手の辛さを汲み取って、ほどよい笑いを入れるところとか、スパイクへの接し方が丁寧で、とにかく優しい。とにかく純粋だし、うれしい時、かっこつけずに、うれしそうな顔するところもかわいい。そしてなにより、女優の"アナ・スコット"としてでなくて、1人の女性として接するところが素敵。あのいつメンもみんな素敵よな。

最後レッドカーペットで、戸惑ってるタッカーは、ほんとかわいい。