ガブXスカイウォーカー

沈黙のテロリストのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

沈黙のテロリスト(2001年製作の映画)
3.3
トム・サイズモア(『ヒート』)は熱血刑事、スティーヴン・セガール(説明不要)はそのワイルドな外見とは似合わず理性的な爆発物処理班のス­ペシャリスト、対照的なコンビで面白い。そしてデニス・ホッパー(『スピード』)はお得意の狂った爆弾テロリスト犯で堂に入っている。
アルバート・ピュン監督なので『ネメシス』(1992年)のような凝ったアクションを期待したのに、いまいちパッとせずガッカリ(爆発シーンはやたら多いけど、なんか他の映画の流用カットじゃないのか?)。
はっきり言ってスティーヴン・セガール主演作(本作は準主役)はシュワルツェネッガー、スタローン作品に比べると、どれも低予算で、世間の評価は低い。本作もまた、トム・サイズモア、デニス・ホッパーを迎えても、凡作量産映画の域を出ないのだが、一捻りある。なんとヒロインのジェイミー・プレスリー(『DOA/デッド・オア・アライブ』)がデニス・ホッパ―を爆殺し、ラスボスのポジションになるのだ。これにはオジサンビックリ。