ホームへと馳せる想い。訪れた母国で甦る記憶。その断片を寄せ集めて綴られる記録。ある瞬間の中に閉じ込められた思い出が、カメラに写し出された瞬間(glimpse)が、一瞬が、永遠となる。人生は、永遠に続く旅だね。
極私的なホームビデオのようなものなのに、なんてノスタルジックなのでしょう。自分の生まれ育った場所を訪れて、家族と再会し、過ごした数日間。変わったものと、変わらずそこにあるもの。失われた時間を埋めるかのように切り取られた沢山の映像のパッチワーク。時々無性に泣きたくなる。あたしも藁のお布団で寝てみたい。