進藤先生

アジョシの進藤先生のネタバレレビュー・内容・結末

アジョシ(2010年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


衝撃❗️
日本の映画はこのままで大丈夫か?
韓流なんて…と毛嫌いしてずっと韓国映画を見ていなかったが、何という完成度の高さ。
俳優の演技力や物語の不自然さが無く、最初から完全に引き込まれてしまった。
最近の日本映画、特にアクション映画の不自然さやリアル感の無さは物語に集中出来ず醒めてしまう。

韓流スターもチャラい奴らと思っていたが、ウォンビンの演技力の高さに驚き、カッコよすぎて男なのに惚れてしまった!

この作品に関してはすべての人物のキャラが立っていて悪役も含め魅力的。
物語はとにかく感情移入してしまいラストの感情の高ぶりが凄い。
ずっとスルーしていたが本当に見て良かった!

それにしても韓国映画恐るべし!
人物描写に深みがある分ハリウッド映画に負けてない…


👇2014年のレビュー

①映画館でタイムリーに観なかった事を一生悔やむ作品。

堪んないね!
過去を封印して地味に暮らしていた男が、自分にだけ心を開いてきた少女の危機に直面して、過去の自分を呼び起こす。

強くて優しくて格好良い主人公が、圧倒的で下衆な悪党から弱い者( 子供 )を守る勧善懲悪物語!
若きアジョシ「 テシク 」、健気で愛おしい「 ソミ 」、下衆な悪党「 マンソク兄弟 」、哀しき「 ベトナム人の殺し屋 」、普通の悪党「 オ社長 」、本当は一番の悪党「 ババァ 」、チャラい「 チンピラ 」、ガサツな「 刑事たち 」、雑貨店の本物「 アジョシ 」…とにかくキャラがみな魅力的
胸熱場面が多く、何度も観たくなるクライマックスの“ 殴り込み ”とラストの感動!
全てが文句無しに良く、私のツボを抑えている!

②「 おじさんまで嫌いになったら、私の好きな人がいなくなっちゃう 」…言われたら命懸けで守ろうと思ってしまう

「 お前は明日を生きる
明日を生きるやつが今日を生きるやつに殺される
俺は今日を生きる
それがどれほど悲惨なものか思い知らせてやる 」
…テシクの想いと敵に対する宣戦布告

③影の主役「 ベトナム人の殺し屋 」
動きでテシクが只者でない事を見抜く凄腕の殺し屋だが、ソミに絆創膏を貼られ動揺する場面でこの男の心がわかる

初めて見た実戦的な格闘
ナイフで攻撃する時に手首や足首を切って戦闘意欲を失くす
『 泣く男 』同様痛々しい!

最後にひとつだけ不満⁉︎
あの人身売買の元締め「 ババァ 」に鉄槌を‼︎


👇2022年追記

抱けなかった我が子とソミを重ねて抱き締めるラスト😭

で、キム・セロンに何度も泣かされる😭

🎞キムセロンの近況
 https://youtu.be/fK1-HWEP6fc

銃の扱いがね〜日本じゃ絶対に出せないリアルさなんだよね。
アクションも岡田准一は頑張ってるけど、やっぱり韓国には敵わんよね😔

🎞ウォンビンの近況
 https://youtu.be/ujGaTEA0HBg



🎞主題歌
Dear ♪ Mad Soul Child
 https://youtu.be/O2J8rFIgc0w

2014/8/30 DVD✍️
2014/10/5 Blu-ray
2015/5/26 Blu-ray
2015/11/8 Blu-ray
2017/6/21 Blu-ray
2022/4/16 Blu-ray
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