シュークリムオ

ドライブ・アングリー3Dのシュークリムオのレビュー・感想・評価

ドライブ・アングリー3D(2010年製作の映画)
3.0
内容、展開を見る限り、万人受けしない映画を確信的に作ったのではと思わせてくれて好感を持ってしまった。古き悪きバカな男の妄想アクション映画って感じ。バカでエロくてエグい描写ばかりだが、「カッコいいってこんな感じだろ!イエーイ!!」というノリが終始楽しい。同じニコラス・ケイジの「ゴーストライダー」もこんな感じだったら尖りまくって傑作になっていたかもしれない。目を撃たれ血だらけの上にサングラスというニコラス・ケイジがカッコいい。強気でパンチが様になっているアンバー・ハードもなかなかのハマり役。話も何も難しくもなく、頭蓋骨で祝杯をあげるラストまで徹底していて爽快。ニコラス・ケイジもウィリアム・フォークナーも結局は何だったのか、薄っすらと描写されるくらいで、ご想像にお任せしますって感じもいい。「そんな細かいこと考える映画かよ!」と最初から言われてるからね(笑)