このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
しんどかったです😓
このしんどさは本作を楽しんだ証拠だと思う反面、ただただ嫌な気持ちにもなってしまいました。
いい映画だと思いますが、好きではありません。
①良かったところ
・妹の清深さん
姉からの嫌がらせですが、つらかったです。
勝手に漫画のネタにしたのは問題ですが、姉の復讐はやり過ぎに感じました。
特にお風呂での場面が嫌です。
そのため、ラストの種明しが良かったです。
負けていなかったのだなと。
たしかに人生に傷ついた姉が可哀想とも思います。
が、基本的に姉が不快だったので、「妹が逞しくて良かった!」と思いました。
爽快感すらありました。
・兄
さまざまな面が描かれていました。
清深さんへの優しい眼差しが印象的な一方、妻への暴力が強烈でした。
蕎麦の場面で引きました。
そして、澄伽さんとの秘密でゾッとしました。
・清深さんのバイト先
勤務先の描写がなかったので、ずっと気になっていました。
そのため、最後の種明しで「なるほど!」と思いました。
一方、おもちゃのナイフにはモヤモヤしました。
序盤に登場した際、不自然に感じました。
「どこかで再登場するのかな。」と身構えていたので、盛り上がらなかったです。
・出演されている方たち
豪華でした。
佐津川愛美さんや永瀬正敏さん、永作博美さんのご出演が特に嬉しかったです。
②気になったところ
・終わり方
妹が家を出て、すぐ終わりの方が私は好きです。
その後も、姉が手紙を破いたり、バスのシーンがあったりと展開がありました。
少し長く感じました。
また、扇風機の件はよく分からなかったです😅
・姉がきつい……
とても嫌な気持ちになりました。
楽しんだ証拠とも思うのですが、本当にしんどかったです。
うまくいかないことを人のせいにしたり、妹への態度が酷すぎたりと、非常に不快な人物でした。
兄との関係が気持ち悪かったです。
また、公衆電話の場面で10円玉を雑に扱っていましたが、腹が立ちました。
お金を何だと思っているのかなと。
しかも、人のお金なのに。
・兄の妻
よく分からなかったです。
基本的に優しいままなので、違和感がありました。
都合のいい人と感じました。
ただ、その不気味さに魅力を感じたのも事実です。
③まとめ
きつかったです。
いい映画だと思います。
観て良かったです🙇