ダイハード一作目の元ネタになったとも言われてる（のか？）映画ということで鑑賞。
バックドラフトやボルケーノのような火災映画だろうなー…と思って見てたら規模のデカさに驚き。
主題歌の『we may never love like this again』が素晴らしい。映画の風格を一段と上げてる気がする。
ちょうどロック様主演でやってたスカイスクレイバーという映画のような状況です。とんでも大きなタワーで政界などの著名人含めたパーティー開幕してる最中、下部で火災が発生してしまう。それがアレよという間に大火災に…逃げ場を失うという。
残念ながらこちらにはロック様が居ないというところがこの映画のミソで、群像劇仕立てなのだけど割と容赦無く人が死んでしまいます。なんとか助かる筈と…登場人物同様にタカをくくってたこちらとしては、驚いて少し姿勢を正してしまう。
寓話的なメッセージもこもってて、現代の消費社会や金至上主義的なものの考え方への皮肉でもあるのかなと…。ポールニューマンが人間的に成長することも見所。人々が慌てふためく中、懸命に助ける道を探すスティーブマックイーンとポールニューマンがやはり最高に渋い。
うまく言えませんが、とてもいい映画！
【追記】2023/07/18
TOHOシネマズ難波午前10時の映画祭
夜行バス移動と前日の飲み会、快適な冷房空調、心的疲労につき大いに眠る。こんだけぼっかんぼっかん火が出る映画で眠るのはなんだか贅沢な時間だった。
初めてスタッフの方に大丈夫ですか？と起こされる経験をする。気付けば客は僕ひとりになっていてシュールレアルな体験だった。
