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小説家を見つけたらのmajiziのレビュー・感想・評価

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)
4.0
J.T.リロイ絡みで登場したガス・ヴァン・サントで思い出してみてみた。
彼は子供たちの繊細さに敏感なんだよね、きっと…(リロイが少年だと壮大に騙されていた。そして自分の作品の制作にも参加させていた。本作ではないです。)

黒人少年の純粋な情熱や、荒削りな才能に触発されて引きこもり爺さんは変わります。
ショーン・コネリーは偏屈頑固じーさんの役にぴったりの演技で、自転車に乗る姿は可愛らしい。曲がるときに手を出して合図するのは世界共通だったのね!今更知る。

誕生日プレゼントのサプライズっちゅうのは、こうやるもんだのお手本。
そこに見える思いやりに、人は心を動かされる…

ムカつく教師が生徒の才能を引き出すことよりも、彼らの足を引っ張ることと、自分が恥をかかされる怖れにばかりフォーカスしてて笑った。実際にもこんな教師いるわ!

もちろん世界の全てが味方では無いけれど、美しい友情をみた。
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