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さすらいの二人のsentakuonnaのレビュー・感想・評価

さすらいの二人(1974年製作の映画)
4.1
おぉ、、これは。。空虚系ではないか。
1時間すぎた辺りからいきなり惹きつけられる、とても面白い!(前半1時間は正直あまり記憶に残っていない・・)
後半1時間と、特に最後の方の虚しさは、どことなくじんとくる感覚が「パリ、テキサス」に似てる。

どうでもいいけど、このジャックニコルソン、痩せてるな。。笑


(備忘メモ)
→オープニング、好き!でも「欲望」がオープニングかっこよすぎたから、音楽入れておいてほしかった・・(ないのがいいのだろうけども。)
→0'16-0'17辺りの入れ替わる所、笛がゆったりと危うい雰囲気出してていい感じ。
→0'59"35頃の海辺の家の中で女性が赤い電話で通話してる画、家の中のぐちゃぐちゃ加減と、色調が結構好き。
→1'14-1'17の逃げながらあなたは何者?的会話、とても良い。
→1'34-1'35頃や、一旦止まってまた1'36以降等、何気なくかかってる音楽が虚しくて切なくて、凄く良い。わぁぁぁ、これは、エモーショナル。何ものでもない何かに追われて怯えてる不安定な感覚が凄い。思い出し泣きできる。。笑
→1'47辺りも同様。うぅ。。
→一番最後の空の色と、音楽が。。暗すぎずとても虚しい。うわー!凄く好きだー!!
エンドロールまで同じ曲を繋げて終わるのも、更に良い。一番最後これなら、オープニング音楽なしでたしかに良かった!
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