Mariko

白い巨塔のMarikoのレビュー・感想・評価

白い巨塔(1966年製作の映画)
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昭和版ドラマも平成版ドラマも観てたけど、映画は初。
里見が去って財前の勝利で終わってたのには驚いたけど、どうやら控訴審〜財前の病は小説としては続編で、映画製作時はここまでだったのね。知ってるストーリーの途中で終わっちゃうというのは、今観るとなんとも言えない。
けど、田宮二郎の眼力はやっぱり強烈。

それにしても、登場人物誰ひとりとして好感を持てないって凄いな。
ドラマの山本學の里見が好きだったんだけど(江口洋介も悪くなかった)、この田村高廣はキャラがはっきりしなくて今ひとつ。でもある意味現実的なのかもしれない。
あとは、大河内教授の加藤嘉を平成ドラマで品川徹にしたのはナイスキャスティングだったんだなあ、とあらためて。
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