ミーハー女子大生

マスクのミーハー女子大生のレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
3.3
コメディです。面白いと思います。
話としては実際にはあり得ない話ですし、設定や演技もやりすぎ感はありますが、全てにおいて過剰演出が徹底しているので逆に楽しめました。
アメリカンコミックを実写にしたような感じでしょうか。
心臓が飛び出したり目玉が飛び出したりをCGを使ってやっています。

でもただのドタバタだけではなく、それなりにストーリーもちゃんとしてると思いますし、何よりもジムキャリーは良い演技してますね。
出生作となった理由が良くわかります。

そしてキャメロンディアスは新人での大抜擢でしたが、演技うんぬんではなくただただ抜群に色っぽいですね。
これは見た人全員がこの新人女優は誰なんだと気になったに違いありません。

この映画のように、あまり知名度の高くない、もしくは新人の役者を使って大ヒットさせて、それによって出演した役者が大スターになっていく、こういう映画は本当に良い映画ですね。
純粋に役者の演技と映画自体の面白さが抜群なために大ヒットにつながるパターンです。

実際には、これと反対のパターンで、既に超メジャーになっているスターを並べて集客には成功するけど、作品としてはいまひとつだというのが多いと思います。
そういう意味でも、本作品は前者のパターンなので良い作品だと思います。
コメディ好きの人は見て損はないと思います。

ストーリー 3
演出 4
音楽 3
印象 3
独創性 4
関心度 3
総合 3.3