ジニョク

七人の侍のジニョクのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.5
初『七人の侍』です☆

ディスカスの到着待ちのはずだったんだけど、昨夜入会したばかりのU様におらっしゃるではないの!😳

207分!
お休みの今日観るしかない!

今作、確かに初なんですけど、なんとなくお話は知ってました😳
有名な作品ですもんね💦

野武士(盗賊?)の襲撃に悩む村人たちが七人のおサムライさんたちの力を借りて野武士をやっつける!
でもどうやっておサムライさんを調達してくるの?
ってゆう詳細が分からない🙄

「お金は差し上げられないけど、ご飯はたくさん食べさせてあげるから野武士やっつけにうちの村へ来て下せえ」

え〜?!
ウソでしょ?無理でしょ?
この辺のくだりがとても面白い。
個性的な七人との出会いが丁寧に描かれていて、特に三船さんね!
すんごい存在感だなぁ〜!
他の六人と比べるととても正規のおサムライさんには見えないんだけど…秘密は後半に出てきます😳

配信の不便なところは、邦画の日本語字幕がついてこない😖
多分ディスクだったらあるよね。
三船さん、声がおっきいもんだから音が割れちゃって喋ってる半分も聞き取れないの😨
他の方々もね、お名前がよく分からなくて…💦
私は飄々とした剣術の達人と、薪割りサムライが好きだったなぁ〜。

でもこっから先はセリフなんて聞き取れなくっても気にならないほどの戦いが待っていた!!!

コメディタッチな前半と比べ、後半には悲しいエピソードがあったり、死闘の末に亡くなる人もいたり💦
クライマックスの雨の中での決戦は、ただただ悲痛な思いで見つめるしかなかった!

意外でした。
私が想像していたラストは、
「ありがとう〜!」
と笑顔のお百姓さんたちに見送られて村を去る七人でしたから。

志村喬さんの「今度もまた、負け戦だったな。勝ったのはあの百姓たちだ、わしたちではない」
なんとも言えない、じわじわと後引く言葉。

あと、三船さんの言葉もね。
「百姓ほど悪ズレした生き物はないんだ!でもそうさせたのはお前ら侍だ!」

いつかもう一度観直してみたい。


黒澤明監督。
まだあんまりよく知らないけれど、一筋縄じゃいかない作品なイメージありますね💦
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